早く知りたい方へ:
成田空港会社が発表した昨年度(2022年度)の決算において、新型コロナウイルスの水際対策の緩和や円安の影響で航空需要が回復し、4期ぶりに黒字を達成しました。
決算内容
- 売上高:2169億円(前年より65%増加)
- 最終損益:100億円の黒字
成田空港会社は、新型コロナウイルスの影響で2020年度から3期連続で赤字を計上していましたが、昨年度は水際対策の大幅な緩和と歴史的な円安により、外国人の国際線利用が大幅に回復しました。これにより、年間の旅客数は前年度の1.7倍となる3525万人に達しました。
今後の展望
田村明比古社長は、「コロナ禍からの脱却により、4期ぶりに黒字を達成できた。今年度は発着回数や旅客数がコロナ前の水準に迫る見込みで、人材の確保やさらなる機能強化を進めていきたい」と述べています。
成田空港会社は、航空需要の回復を受けて、サービスの質向上とインフラの強化を図り、今後の事業展開を推進していく方針です。
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