早く知りたい方へ:
ボーイングの新宇宙船「スターライナー」が初めて宇宙飛行士を乗せて試験飛行を実施。日本時間5日に打ち上げられ、日本時間7日未明に国際宇宙ステーションにドッキング。宇宙飛行士2人が歓迎セレモニーに参加。宇宙船の実用化に向け、宇宙ステーションでの滞在後、地上に無事帰還するかを検証。
詳細:
アメリカの航空機大手、ボーイングが開発を進めてきた新宇宙船「スターライナー」は、日本時間の5日に試験飛行のため、NASA(アメリカ航空宇宙局)の宇宙飛行士2人を乗せて、フロリダ州の発射施設から打ち上げられました。宇宙船は順調に進み、打ち上げからおよそ27時間後の日本時間7日未明に国際宇宙ステーションに無事ドッキングしました。
宇宙ステーションに到着した2人の宇宙飛行士は、滞在中の宇宙飛行士たちから拍手で出迎えられ、歓迎セレモニーが行われました。特に、国際宇宙ステーションに滞在経験のあるバリー・ウィルモア宇宙飛行士は「音楽あり、踊りあり、これ以上の歓迎はなかったでしょう。戻って来ることができてうれしいです」と喜びを語りました。
今回の試験飛行は、宇宙船の実用化に向けた最終段階のものであり、2人の宇宙飛行士は約1週間ほど国際宇宙ステーションに滞在した後、再び宇宙船で地上に戻る予定です。試験飛行の目的は、打ち上げから帰還までの一連のプロセスにおいて問題がないかを詳細に検証することです。
結論:
ボーイングの「スターライナー」は初の有人試験飛行で無事に国際宇宙ステーションに到着し、今後の宇宙船の実用化に向けて重要な一歩を踏み出しました。宇宙飛行士の帰還までのプロセスを含めた一連の検証が成功すれば、スターライナーは実用化に向けてさらなる進展を遂げることが期待されます。
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